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関節リウマチについて
☆意外と身近な病気 関節リウマチ☆
10代から90代までかかる病気で、全国で70万人ほどです。
初期症状は朝方に手足の指に腫れや痛み、こわばりが現れますが、次第に肘、膝、肩、股関節など全身の関節に広がっていきます。微熱、食欲減少、貧血、息切れなどの症状もあります。
☆関節リウマチの痛みの原因☆
私達の体の免疫機能は本来、ウイルスや細菌などを攻撃する働きがあります。この免疫機能がなんらかの原因で誤作動を起こし、自分自身を攻撃し痛みが生じて炎症反応が起こります。
関節リウマチも自分の関節組織をウイルスや細菌と同様に攻撃することで、関節の痛みや腫れが起こります。
☆関節リウマチになる原因☆
ホルモンのバランスの乱れ、遺伝子、喫煙、環境ストレス、外傷、紫外線などが引き金になり関節リウマチになる原因の一つとなることが多いです。
☆ストレスで関節リウマチが悪化☆
身体的ストレス、精神的ストレスは関節リウマチには大敵です。関節リウマチは10年前に比べ治療成績が良くなり、薬を中止しても全体の40%は再燃せず(治ります!)、60%は再燃しても薬で正常とかわらない生活ができる程になります。悲観的にならず必ず治ると前向きになり病気と向き合うことが大事です。
☆関節リウマチにおすすめの食べ物に含まれる物☆
EPA・・・・・・関節リウマチの炎症をおさえます。青背の魚、脂の多い魚、はまち、イワシ、サバ、ぶり等
クルクミン・・・関節リウマチの炎症をおさえます。カレー粉、うこん等
ビタミンB6・・・免疫反応を正常にします。かつお、鮭、いわし、まぐろ等
☆逆に炎症を悪化させる食べ物に含まれる物☆
アラキドン酸・・・関節リウマチの炎症を悪化させます。牛豚鶏など肉類
他に・・・・・・・コーヒーの飲み過ぎ、砂糖いっぱいの炭酸飲料等
☆関節リウマチの予防方法☆
①予防で最も重要なのが「禁煙」です。喫煙すると関節リウマチ発症リスクが高くなります。
②「歯周病」を治療することも大事です。「歯周病」の原因菌であるポルフィナス菌がリウマチ抗体を活性化させてリウマチを発症します。
喘息(気管支喘息)について知ろう!!
〇喘息とは?
気道の炎症で、気管支などが炎症を起こして狭くなったり、敏感になったりしているために起こる病気。
〔喘息発作を起こす主な刺激〕
・アレルゲン・・・ダニ、ハウスダスト、ペット、花粉、真菌(カビ)
・アレルゲン以外・・・タバコ、薬、風邪、過労、ストレス、運動、汚れた空気(排気ガス、光化学スモッグなど)、気候の変化
〔症状〕
咳や痰、息苦しさや喘鳴(ヒューヒュー、ゼーゼー) 最近は咳だけの咳喘息も。
〔発作が起こりやすい時〕
・夜間から早朝にかけて ・体力が低下している時
・季節の変わり目など気温差が激しい時 ・天気がよくない時、変わりやすい時
・発作を起こす刺激に触れたとき(タバコの煙、強い臭いなど)
〔予防〕
- 生活環境を整えよう⇒ストレスをためない、十分な睡眠をとる、タバコは厳禁
- 体調を整えよう⇒風邪やインフルエンザの予防(手洗い・うがい・マスクの着用)、適度の運動
- 室内環境を整えよう⇒アトピー型喘息はアレルゲンの排除が不可欠、部屋の掃除
- 毎日の自己管理を行おう⇒毎日の治療が肝心、喘息日記をつけよう
〔治療法〕
喘息発作が起こらないようにする予防薬(長期管理薬)と発作時に使う薬(発作治療薬)があり、薬の働きの面からは「炎症を抑える薬」と「狭くなった気管支を広げる薬」に分けられる。
治療は、発作が起こらないように長期管理薬を毎日続けることが基本。
〔喘息予防に役立つ食べ物と控えるべき食べ物〕
食べすぎはNG! 腹八分目を。
冷たい食べ物、飲み物、香辛料などの刺激物⇒気道刺激し、発作の原因に。
<喘息予防に役立つ食べ物>
・ビタミンC(果物や葉野菜、根菜類)、ビタミンE(ナッツ類や緑黄色野菜)
・黒豆、銀杏(食べすぎないこと)、ユリの根
<控えるべき食べ物>
・一部のフルーツ類・・・グレープフルーツやメロン、キウイ
・たけのこやサトイモ⇒気道収縮するアセチルコリンが多いため
・香辛料(胡椒や唐辛子など)
食事で貧血改善!
★貧血とは?
血液に含まれる赤血球やヘモグロビンの量が基準値を下回った状態です。
赤血球(ヘモグロビン)は体に酸素を運搬する大切な役目を担っています。赤血球(ヘモグロビン)が減少すると血液の酸素運搬がうまくいかなくなり、体が酸欠状態になります。そのため、体のだるさや疲れやすいといった様々な体の不調があらわれます。
★貧血の症状
・脳が酸素不足になると・・・失神、立ちくらみ、めまい
・筋肉が酸素不足になると・・・肩こり、疲れやすい、だるい
・心臓が酸素不足になると・・・息切れ、胸痛、動悸
★貧血の原因は?
・鉄の不足(鉄欠乏性貧血)・・・貧血の約7割を占める
血液中で酸素運搬の役割を果たすヘモグロビンを構成する重要な成分の一つです。
不足するとヘモグロビンが体内で生成されずに減少してしまい、貧血となってしまいます。
・ビタミンB12の不足(ビタミンB12欠乏性貧血)
・葉酸の不足(葉酸欠乏性貧血)
・体の機能障害や他の病気など何らかの原因によって赤血球が上手く作られなくなったり、減少したりすることで、貧血が起こるケースもあります(再生不良性貧血、溶血性貧血など)
貧血によい食べ物
〇肉類・・・豚・鶏・牛など肉類のレバー・赤味の肉など
〇魚介類・・・カキ・シジミ・アサリなどの貝類、イワシ、煮干、青魚など
〇海藻、野菜・・・ひじき、青のり、パセリ、ほうれん草、海藻類、大豆など
〇鉄分の吸収を高める栄養を摂取する
・ビタミンC(鉄の吸収を高める)
・造血を助けるビタミンB群(B12や葉酸)
・カルシウム(鉄分の吸収を助ける)
・良質のタンパク質をとりましょう
食事療法のポイント
1日3食、栄養バランスのよい食事をすることが基本です。その上で、鉄分や造血に必要な成分を多く含む食品を食事に取り入れるようにしましょう。
- 食事は1日3食規則正しく食べ、偏食・減食・欠食はなおしましょう。
必要以上のダイエットや食事抜きは貧血の原因になります。
インスタント食品のとりすぎにも注意が必要です。
- 毎食、主食・主菜・副菜などを組み合わせ、栄養素をバランスよくとるようにしましょう。
主食:炭水化物を多く含む食品(ご飯・パン・めん類など)
主菜:良質のたんぱく質を含む食品(魚介類・肉類・卵・大豆製品)
副菜:ビタミン・ミネラルを多く含む食品(野菜類・海藻類など)
その他:乳製品・果物類を適量とりましょう
3. 良質のたんぱく質を含む食品を選びましょう
たんぱく質は、血液中の赤血球やヘモグロビンの材料となる大切な栄養素です。
良質のたんぱく質を含む食品(魚介類、肉類、大豆製品、乳製品など)
一度にたくさんとっても体の中に貯めておくことはできません。毎食主菜に取り入れて食べるようにしましょう。
~鉄分を効率よくとるには~
鉄には、主に肉・魚などの動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と植物性食品や卵・乳製品に含まれる「非ヘム鉄」があります。体内への吸収率は、ヘム鉄が10~20%と高く、非ヘム鉄は1~6%と非常に低いという違いがあります。非ヘム鉄は良質なタンパク質やビタミンCを多く含む食品と一緒に摂取することで、体内への吸収率がアップします。いろいろな食品を組み合わせて鉄を効果的に吸収すること、栄養バランスのよい食事が大切です。
おくすり手帳はなぜ必要?
<お薬手帳>がなぜ必要か?
〇お薬手帳ってなに?
お薬をいつ・どこで(病院など)・どんな薬を・どのくらいの期間・飲み方など記録
〇なぜ必要なのか?
緊急時・薬の飲み合わせ・副作用・アレルギーなどチェック!
〇こんなことを記録すると便利!
健康食品・サプリメント・市販薬なども記入しよう!
⇒薬の効果に影響することもあります
特定のお薬を服用して吐き気や発疹などの副作用の記録
⇒ロキソニンで胃の痛みなど
医師・薬剤師への質問
⇒1日3回は忙しいので難しい。薬が多く面倒くさい 等
〇残った薬どうすればいいの?
残っている薬の名前と数の記入をすれば調整もできます。
☆☆ お薬手帳は無料でおつくりします。薬局に来られた際には処方せんと一緒にお出しください。 ☆☆
ひがし薬局は、今年より「薬局へ行こう!ウィーク」に参加しました。
「薬局へ行こう!ウィーク」とは、健康づくりのために気軽に薬局を利用してほしいという思いから、毎年6月1日~7日に開催されテーマいます。
ひがし薬局吉井店では6/5に「OS-1」と「ボディーメンテ」の試飲会を行いました。
梅雨に入るこの時期は、熱中症にかかりやすい時期でもありますし、
今月のひがし薬局健康ニュースのテーマが「熱中症」であるので
水分補給の重要性について考えてもらいたいと思います。
ひがし薬局健康ニュースの配布も行いました。
熱中症について学ぼう
熱中症とは・・・高温多湿な環境に私達の身体が適応できないことで生じる様々な症状の総称
<症状>
- めまいや顔のほてり
- 筋肉痛や筋肉の痙攣、手足のしびれ
- 体のだるさや吐き気
- 汗のかきかたがおかしい・・・拭いても汗が出る、もしくは全く汗をかいてない
- 体温が高い、皮膚の異常・・・皮膚を触ると熱い、皮膚が赤く乾燥している
- 呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない⇒重度の熱中症かも。医療機関へ
- 水分補給ができない
<予防と対策>
①シーズンを通して暑さに負けない体づくりを続けよう!
- 「水分」をこまめに摂ろう・・・喉が渇いていなくてもこまめに!
- 「塩分」をほどよく摂ろう・・・毎日の食事を通してほどよく摂り、大量の汗をかくときは特に塩分補給を!
- 「睡眠環境」を快適に保とう・・・通気性や吸水性のよい寝具を使ったり、エアコンや扇風機を適度に使おう
- 「丈夫な体」をつくろう・・・バランスのよい食事やしっかりとした睡眠を!
②日々の生活の中で、暑さに対する工夫をしよう!
- 「気温と湿度」をいつも気にしよう
- 「室内」を涼しくしよう・・・扇風機やエアコンで室温を適度に下げる
- 「衣服」を工夫しよう・・・麻や綿など通気性のよい生地、下着は吸水性・速乾性に優れた素材のもの
- 「日差し」をよけよう・・・帽子や日傘を使う、なるべく日陰で活動
- 「冷却グッズ」を身につけよう
③特に注意が必要なシーンや場所で暑さから身を守るアクションを!
- 「飲み物」を持ち歩こう
- 「熱中症指数」を気にしよう
- 「休憩」をこまめにとろう
※熱中症指数とは・・・気温や湿度から熱中症の危険度を表す指数のこと
〔熱中症予防のための食事〕
夏場は食が細くなって、そうめんのような食べやすいものに偏りがち。
そうめんは炭水化物になるので、それをエネルギーに変えるビタミンB1がないと体は疲れる一方。
〇ビタミンB1⇒糖分を分解し、エネルギーに変換する
(豚肉や豆腐、味噌といった大豆製品、玄米、モロヘイヤなどに多い)
〇ビタミンC⇒免疫力を高めてくれたり、ストレスへの抗体をつくってくれる+シミ・そばかす予防
(赤ピーマンなどカラフルな夏野菜に多く含まれる。熱に弱いため、生で食べることがお勧め)
〇クエン酸⇒疲れの原因となる乳酸の発生を抑えてくれる
(梅干しや酢、レモン、グレープフルーツなどに多く含まれる)
※水分、ミネラル、塩分⇒汗で失われた3つの成分を効率よく補充することが大切
〔経口補水液の簡単な作り方〕
・材料 水:500ml
砂糖:大さじ2と1/4(ブドウ糖だと更に体内に吸収しやすい)
塩:小さじ1/4
それぞれ材料をよく溶かして混ぜる。仕上げにレモンやグレープフルーツ果汁を入れると更にのみやすくなる。
初夏や梅雨明け、夏休み明けなど、体が暑さに慣れていないのに気温が急上昇する時は特にキケンです。無理せず、徐々に体を慣らすようにしましょう。