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新型コロナウイルスの感染拡大しつつある中で、マスクが品薄で皆様にご迷惑をおかけします。
今月のひがし薬局健康ニュースは花粉症ですが
花粉症対策にはガーゼマスクも有効ですが、ガーゼマスクも品薄みたいですね(^^;
帰宅後に手洗いやうがい、上着をはたいて家に入るなど、
花粉もコロナウイルスも家に入れないように気を付けましょう。
花粉症の基礎知識
花粉症の症状は咳や喉の痛み、倦怠感や頭が重く感じるなど様々ですが、多くの人が感じる不快な症状は目と鼻に多く現れます。
- 花粉症による目の不快症状
・目のかゆみ、痛み、充血、異物感 ・まぶたの腫れ
・涙が出る、目やに ・目が見えにくい
- 花粉症による鼻の不快症状
・くしゃみ、鼻水、鼻づまり
【花粉症と風邪の見分け方】
花粉症の症状は風邪と似ています。花粉症の多くは、2月以降の花粉飛散がピークを迎える時期に症状がでますが、まだ寒い時期で風邪も多いため見分けが難しいかもしれません。
もし、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが花粉飛散時期に1~2ヶ月間も続く様なら花粉症を疑い、検査を受けてみるのがよいでしょう。
【自分でできる花粉症対策】
目のかゆみ
・眼鏡やゴーグルの着用 ・コンタクトはできるだけ避ける
・顔を洗う(目の周り) ・目を洗う(防腐剤の入ってない人工涙液)
鼻水・鼻づまり
・マスクの着用 ・顔を洗う(鼻の下)
・鼻を洗う(生理食塩水で)
外出時
・花粉情報のチェック ・完全防備(帽子・眼鏡・マスク・花粉がつきにくい服装)
・帰宅時は玄関でシャットアウト
生活習慣
・睡眠不足にならないように規則正しい生活を。
・ストレスを溜め込まない
・過度のアルコールやタバコは避ける
・ウォーキングやジムなどで適度な運動を。
・帰宅後は部屋着に着替える習慣を。
花粉症のつらい症状は放置せず、病院ヘ行って早めに対策しましょう!!
感染性胃腸炎を予防しよう!!
感染性胃腸炎とは、なんらかの微生物が原因となって引き起こされる腸の病気です。突然の嘔吐・下痢・腹痛や発熱などの症状を起こします。
感染性胃腸炎のなかで代表的なものとしては、ウイルスにより起こるウイルス性胃腸炎と、細菌によって起こる細菌性腸炎があり、これらは感染性胃腸炎の大半を占めています。
ウイルス性胃腸炎の病原体
主にノロウイルス・ロタウイルス・アデノウイルスの3つが多いとされています。
細菌性腸炎の病原菌
病原性大腸菌・サルモネラ菌・カンピロバクター・エルシニアなどがあります。
<感染経路>
人から人への感染…感染者の嘔吐物や便を触った手やその手で触れた物を介して口に入り感染し ます。また、嘔吐物が乾燥し、そこからウイルスが飛散しそのウイルスを吸い込み感染する場合 もあります。 汚染された水や食品からの感染…細菌やウイルスに汚染された水や食品を摂取することで感染し ます。ノロウイルスでは食品からの感染で多いのは貝類によるもので、汚染された二枚貝を生や加 熱が不十分なまま食べることで感染します。
<症状> ウイルス性胃腸炎の症状
・ノロウイルス
1~2日の潜伏期間を経て激しい嘔吐、下痢の症状で発症します。2~3日は強い症状が続きますが、その後、速やかに症状が改善することが多いです。
・ロタウイルス
初期に39度台の高熱が出ることが多く、嘔吐は1~3日で治まりますが1週間ほどひどい下痢が続くことが多いという特徴があり、脱水を起こしてしまう危険性もあります。ロタウイルスに感染すると胆汁の分泌が悪くなり、その影響で便がレモン色や白っぽい色になることがあります。
・アデノウイルス
下痢や腹痛が主な症状で、発熱や嘔吐は目立ちません。症状が下痢だけのケースもあります。下痢は1週間程度継続します。季節を問わず発症がみられます。
細菌性腸炎の症状
食中毒として起こることが多く、腹痛、下痢が主な症状で、嘔吐は原因菌により異なりますが、ウイルス性胃腸炎よりは軽度なことが多いです。発熱もしばしばみられ、血便をよく伴います。
・カンピロバクター(食肉類、特に鶏肉に多く存在)
細菌性胃腸炎の中でもっとも頻度の高い疾患です。潜伏期間は1~7日と幅が広く、一般的には経過は良好ですが、まれに重症となることもあります。
・サルモネラ(食肉類、生卵等からの食中毒の他、ペット(特にミドリガメ)からの感染もみられる)
細菌性胃腸炎としてカンピロバクター腸炎の次に頻度の高い疾患です。潜伏期間は半日~2日と短く、症状はカンピロバクター腸炎よりは強いことが多いですが、1週間以内に回復する経過が一般的です。しかし時に敗血症(菌が血液に入って重症となっている状態)になることがあり、肺炎、骨髄炎、心内膜炎、髄膜炎、脳炎などの合併症に要注意です。
<治療> ウイルス性胃腸炎の治療
ウイルスによる胃腸炎に抗菌薬は無効ですので、いわゆる特効薬というのはありません。主な治療は、胃腸炎の症状を緩和する対症療法となります。嘔吐・下痢がひどい場合であれば、水分摂取を促したり、飲水もできなければ点滴を行ったりします。
細菌性腸炎の治療 細菌性腸炎に対しては、感染した細菌の種類に応じて抗菌薬の使用を考慮します。ただし症状が軽い場合には、ウイルス性胃腸炎と同じように対症療法を行うことで改善を得られます。
<予防> ウイルス性胃腸炎の予防
①石けんによる手洗い:手指に付着したウイルスを減らす最も有効な方法。石けんを使うことで手の脂肪等の汚れを落とすことにより、ウイルスを手指から剥がれやすくする効果があります。
②環境整備:アルコールでは効果不十分で、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm、家庭用の塩素系漂白剤でも代用可能)や85~90℃で90秒以上の熱処理で完全に失活化できます。
③食品:中心部が85~90℃で90秒以上の加熱によりウイルスを失活化できます。
④ワクチン:ロタウイルスにのみ予防接種があります。
細菌性腸炎の予防 ~細菌性食中毒予防の三原則~
①細菌をつけない(清潔、洗浄など)
②増やさない(迅速、冷却など)
③やっつける(加熱が最も有効)
食肉の生食は原則避けましょう。特に鶏肉、豚肉、加工肉(ミンチ、サイコロステーキなど)はしっかり内部まで加熱しましょう。 食中毒以外では、ペットからの感染もみられます。十分注意しましょう。
あけましておめでとうございます
本年もひがし薬局をよろしくお願いいたします
さて、令和2年最初のひがし薬局健康ニュースは
インフルエンザについてです。
インフルエンザについて知ろう!!
<特徴>
〇法律で定められた感染症「五類感染症」
〇インフルエンザの型と流行時期
A型:多くの変異株があり、世界的な大流行を引き起こす
B型:流行がある
C型:軽症
12月から3月に流行・・・温度が低く、乾燥した冬はウイルスが長生きでき、喉や鼻の粘膜が乾燥により弱っているため感染し易い
<症状>
重要ポイント①地域内での流行 ②急激な発症 ③38度以上の発熱、悪寒
要注意ポイント①関節痛、筋肉痛 ②倦怠感 ③頭痛 ④寝込む
⇒その後、風邪症状(咳、鼻水、くしゃみ、喉の炎症)が出る
<感染経路> 飛沫感染や接触感染が中心
<予防と治療>
〇日常生活でできる予防法
- 栄養と休養をしっかりとる
- 適度な温度、湿度を保つ
- 外出後の手洗いとうがい
- 人混みを避ける
- マスクの着用
〇ワクチンによる予防法
接種時期は効果発現まで約2週間かかるので、流行時期(通常12月から3月)前の11月中旬までには接種することがお勧めです。
※高齢者や小児、心臓や肺に病気を持つ方などは医師と相談の上、早めに接種することが望ましい。
卵アレルギー、けいれんの既往症、免疫不全の人、発熱の場合は接種できないことがあるので医師に相談して下さい。
栄養や休養をとって抵抗力を高めましょう!!
みなさん体調管理に気を付けてください
過活動膀胱について
過活動膀胱とは?
自分の意志に関係なく、膀胱が収縮してしまい排尿障害が起こる病気です。
過活動膀胱の症状は?
尿意切迫感・・・・急に尿意があり漏れそうで我慢できない。
切迫性尿失禁・・・トイレまで我慢できず漏れてしまう。
頻尿、夜間頻尿・・・日中に8回以上、夜間に1回以上にトイレに行きたくなる
日常生活で気をつたいことは?
- アルコールや刺激物、カフェインを摂りすぎないようにしましょう。
- 寝る前など水分を控えましょう。
- 早めにトイレに行きましょう。
- 夏は冷房で下半身を冷やさないようにしましょう。
ひがし薬局健康ニュース令和元年11月号 新聞版201911
生活習慣病を予防しよう!
生活習慣病とは?
食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群のこと
食習慣⇒糖尿病、肥満、高脂血症、高尿酸血症、循環器病、大腸がん、歯周病など
運動習慣⇒糖尿病、肥満、高脂血症、高血圧など 喫煙⇒肺がん、循環器病、気管支炎、肺気腫、歯周病など 飲酒⇒アルコール性肝疾患、がんなど |
今日からはじめよう! 生活習慣の改善
1.食習慣を見直そう
主食・主菜・副菜を組み合わせてとろう
塩は控えめに。野菜をたくさん、果物も適度にとろう!
食事は家族や仲間と一緒に楽しくとろう
2.運動習慣を持つようにしよう
運動習慣を持つようにしよう! (1日30分以上、週2日以上)
身体活動を今より少しでも増やそう! (10分多く歩くなど)
ウォーキングは、歩幅を広くして速く歩くことを心がけよう!
3.今からでも禁煙を
たばこの煙も危険!受動喫煙を防ごう
4.お酒は適量を守ろう
〔適正な飲酒量の目安〕
日本酒なら1合。ビールなら500ml。ワインならグラス2杯弱(200ml)
女性は男性よりも少なめに
生活習慣病を予防しよう!
生活習慣病とは?
食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群のこと。
食習慣⇒糖尿病、肥満、高脂血症、高尿酸血症、循環器病、大腸がん、歯周病など
運動習慣⇒糖尿病、肥満、高脂血症、高血圧など 喫煙⇒肺がん、循環器病、気管支炎、肺気腫、歯周病など 飲酒⇒アルコール性肝疾患など |
~はじめよう! 生活習慣の改善~
1.食習慣を見直そう
私たちのからだは食べたものでつくられています。バランスのとれた適切な量と質の食事を、1日3食規則正しく食べることが健康なからだをつくることにつながります。
適正体重を維持しよう
体重は、健康と栄養状態の目安として重要です。太り過ぎは、がん、循環器疾患、糖尿病などの生活習慣病の原因となりますが、やせ過ぎの場合も、女性では骨量減少、高齢者では虚弱の原因となります。自分の適正体重を把握し、維持するようにしましょう。
BMI(体格指数)=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)) |
~BMI 適正体重の範囲~
18歳~49歳 | 18.5~24.9 |
50歳~69歳 | 20.0~24.9 |
70歳以上 | 21.5~24.9 |
主食・主菜・副菜を組み合わせてとろう
丼ぶりものやめん類だけの食事では栄養バランスが偏りがちになります。 また、高齢になると、食事の量が少なくなるうえに、あっさりしたものを好むようになり、たんぱく質やエネルギーなどのからだに必要な栄養が不足することがあります。 主食・主菜・副菜を組み合わせて、適切な量の食事をバランスよくとりましょう。
塩は控えめにしよう
塩をとり過ぎると、血圧が上がって循環器疾患のリスクが高まったり、胃がんのリスクが上昇したりします。減塩の調味料や風味づけの香味野菜を使うなど、できるところから減塩に取り組んで、徐々にうす味に慣れていきましょう
野菜をたくさん、果物も適度にとろう
野菜や果物にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。 野菜類を毎日しっかりとることが、がんや循環器疾患、糖尿病の予防のために大切です。
食事は家族や仲間と一緒に楽しくとろう
一人で食事をすると、食べるものが偏って、栄養バランスをとりにくくなりがちです。
家族や仲間と共に毎日の食事をおいしく味わいながら食べることが、こころとからだの健康につながります。
2,運動習慣を持つようにしよう
普段からからだを動かすことで、糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、足腰の痛み、うつ、認知症などになるリスクを下げることができます。
今よりプラス10分を始めましょう。
・エレベーターから階段にして
・バス停一つ分歩いて
・くつろぎタイムにストレッチをして
プラス10分が毎日の習慣になれば、内臓脂肪が燃焼して腹囲や体重が減少し、高血圧や脂質異常、高血糖も改善します。
理想は、歩くことと同程度のきつくない運動を1日に30〜60分、週3回以上行うことです。
~年齢別 健康づくりのための「身体活動」と「運動」の目標~
65歳以上・・・じっとしている時間を減らして、1日合計40分は動きましょう
18歳~64歳・・・毎日60分体を動かし体力をつけましょう 1日8000歩が目安 息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分 18歳未満・・・毎日、最低60分以上運動しましょう |
ウォーキングは、歩幅を広くして速く歩くことを心がけましょう。
3.禁煙しよう
長年たばこを吸い続けていても、禁煙するのに遅過ぎることはありません。たばこをやめれば24時間以内に心臓発作の危険性が減り、1年後には肺機能の改善がみられ、5年後以降は肺がんの危険性も低下し始めるなど確実に健康の改善につながります。
たばこの健康への影響
肺がんなどの呼吸器に関する病気だけでなく、たばこの害は全身へ及びます。
特に、がん、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、COPD(慢性閉塞性肺疾患)はたばこの影響が大きく、喫煙関連三大疾患とよばれています。
たばこの煙も危険です!受動喫煙を防ぎましょう
たばこの有害物質は、喫煙者が吸い込む煙よりも、たばこから立ち上る煙(副流煙)の方に多く含まれています。たばこの煙は、自分だけではなく、自分のまわりにいる大切な人たちの健康まで影響を及ぼします。
4.お酒は適量を守ろう
アルコールの影響は全身に及び、さまざまな健康障害をもたらします。
飲みすぎは血圧や血糖値、中性脂肪を上昇させます。
〔適正な飲酒量の目安〕
日本酒なら1合。ビールなら500ml。ワインならグラス2杯弱(200ml)
女性は男性より少なめにしましょう。