〒811-2103
福岡県糟屋郡宇美町四王寺坂1-29-3
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FAX:0942-65-7167

あけましておめでとうございます。
本年もひがし薬局をよろしくお願いいたします( ^ω^ )
さて、1月のひがし薬局健康ニュースですが、感染症対策ついてです。
昨今、新型コロナウイルス オミクロン株の急激な感染拡大で
皆様も心配だと思いますが、手洗い・うがいをしっかり行うことで
感染対策を行っていきましょう( ,,`・ ω´・)
今年も感染対策をしっかりと!!
かぜ・インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症のちがい
かぜ | インフルエンザ | 新型コロナウイルス 感染症 |
|
潜伏期間 | 2~4日間 | 2~5日間 | 1~14日間 |
感染経路 | 飛沫・接触 | 飛沫・接触 | 飛沫・接触・エアロゾル |
症状のでる場所 | のど、鼻 | のど、鼻、全身 | 全身、呼吸器。味覚や嗅覚など |
熱のでかた | 38度前後の微熱 | 高熱 | 微熱~発熱 |
進行のしかた | ゆるやか | 急激 | 約1週間後に急変することも |
治療法 | 対症療法 | 抗インフルエンザ薬 | 対症療法 |
ワクチン | なし | ある | ある |
<感染対策>
☆彡 ウイルスをできるだけ体に入れない!
★飛沫感染 対策→マスクの着用、咳エチケット、人との距離をとる
★エアロゾル感染 対策→換気の徹底
※エアロゾルとは、空気中を浮遊する液体や固体のごく小さな粒子と周囲の気体が混合したもの
★接触感染 対策→ついたウイルスを洗い流す(手洗い、うがい、顔を洗う)
できるだけ顔を触らない
☆彡 とくに感染しやすい環境を避ける
「換気の悪い密閉空間」「多くの人が集まる密集場所」「十分な距離のない中での会話、大声を出す状況」を避けましょう。
対策→定期的に換気をする、大人数での集まりを避ける、会話の際はマスクをつけ、大声での会話や長時間のおしゃべりは避ける
ひがし薬局吉井店の年末年始のお休みは
12/30(木)~1/3(月)となっております。
ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご了承下さいませ。
また、令和4年1月より水曜日の営業時間が
9:00~18:00 → 9:00~17:00
変更になりますのでよろしくお願いいたします
今年も残すところ、あと数日となりました。
皆様はどのような一年を過ごされましたでしょうか?
新型コロナウイルスの感染状況は落ち着いていますので、年末年始にお出かけされる方も多いと思いますが、楽しいお正月を迎えるためにも、一人ひとりの徹底した感染防止策が大切です。
マスクの着用、3密の回避、こまめな手洗いといった、基本的な感染対策に取り組んでいただくようお願いいたします。
お正月に食べ過ぎないように気を付けてくださいね( ^ω^ )
お隣の矢野医院さんからクリスマスのケーキをいただきました(^ν^)
矢野先生、ありがとうございます( ^ω^ )
糖尿病の食事療法
糖尿病診療ガイドライン2019年より食事療法の改訂・追加がありました。
1)今までは「三大栄養素のバランスが炭水化物50~60%、タンパク質20%、残り脂質20~25%とする」。を改訂では脂質25%を超える場合は、多価不飽和脂肪酸を増やすなど、脂肪酸の構成に配慮をするとしています。
- 多価不飽和脂肪酸とは植物油(えごま油、大豆油など)や青魚(サバ、イワシなど)に多く含まれている。悪玉コレステロールを減らす作用がある。
2)一律に「標準体重」とせず死亡率が最も低いBMIを年齢に応じて算出する「目標体重」
を用いるように変更されています。
<目標体重の目安>65歳未満:(身長)m×(身長)m×22
65歳~74歳:(身長)m×(身長)m×22~25
75歳以上:(身長)m×(身長)m×22~25※
※身長の短縮、ADL、摂食状況などにより適宜判断する
<身体活動量(体重1kgに必要なエネルギー量)>
20~30Kcal・・・軽い労作(大部分が座位の静的活動)
30~35Kcal・・・普通の労作(座位中心だが通勤、家事、軽い運動を含む)
35~Kcal・・・・・重い労作(力仕事活発な運動習慣がある)
<総エネルギー摂取量の目安>
総エネルギー摂取量(Kcal)=目標体重(kg)×身体活動量(Kcal)
- 例えば 64歳 身長170cm 肉体労働 男性の場合
1.7×1.7×22≒64kg(目標体重)
64×35≒2240Kcal(1日に必要なエネルギー量)
3)食事の摂り方に関する追加・・・個々人の食事パターンを評価しながら、適正な食材の
選択と規則的に3食を摂ることが糖尿病の予防に有効である。
野菜などを主食より先に食べ、よく噛んで咀嚼することが大事です。朝食を抜く食習慣あるいは就寝前の間食は肥満の原因となり併発症のリスクが高くなる傾向があります。
(まとめ)栄養素接種比率、総エネルギー摂取量、目標体重に関して、いずれも個別化を図り、個々の患者さんに合わせて柔軟に変更すると強調されています。
- 間食に関するQ&A
Q1 間食がいけないのはなぜか?・・甘い物は食べてはいけないと思っている患者が多いが、間食の量・頻度・食べ方に問題があるだけです。
Q2 夜中に食べると良くないのはどうしてか?・・・身体の体内時計遺伝子に脂肪をため込む遺伝子があり、その遺伝子が少なくなるのは朝6時から午後3時頃まで、逆に多くなるのは夜22時から午前2時に最も多くなるので、夜22時以降の飲食は太りやすいのでやめましょう。
Q3 おやつの糖質量の目安は?・・・1日10gまでを目安にしましょう。
ショートケーキ約1/5個分、シュークリーム約1/4個分、プリン約2/3
個分、大福約1/5個分、ドラ焼き約1/6個分、せんべい1枚、クッキー1枚
Q4 糖尿病の患者がおやつとして甘いものを食べても良いものは?・・・・
ハイカカオチョコレート(カカオ成分が70%以上のチョコレート)
おやつとして午前と午後に食べたり、食前に食べたりするのがいいでしょう。
1回あたりハイカカオチョコレート1片5gが理想です
寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
インフルエンザ予防接種も始まっていますので、
皆さん、風邪をひかれないようにご用心くださいませ(^^♪
アトピー性皮膚炎について知ろう
3つの特徴「かゆみのある湿疹」「よくなったり悪くなったりを繰り返す」「アトピー素因を持つ」
〈原因〉皮膚のバリア機能が低下した乾燥状態に、アレルゲン(ほこり、ダニ、食べ物など)の侵入やストレスなどの多様な環境的要因が重なって起こると考えられている。
- アトピー素因とは?
- 本人または家族がアレルギー性の病気(アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、喘息など)を持っていること
- アレルギーと深い関係がある免疫物質「IgE抗体」を作りやすい体質を持っていること
[体質的な要因に環境的な要因が重なって起こる]
〇体質に関する要因:アトピー素因、皮膚のバリア機能低下
〇環境に関する要因:・アレルゲン(食物、ダニ、ハウスダスト、花粉)
・アレルゲン以外の刺激(汗、衣類の摩擦、乾燥、ひっかき傷、洗剤など日用品、化粧品など)
・その他(寝不足、過労、ストレスなど)
〈主症状〉「かゆみがある」「特徴的な湿疹と分布」「繰り返す」
部位:顔、耳や首回り、脇の下や肘の内・外側、ももの付け根、膝の表・裏側など
〈対策〉「薬による治療」「スキンケア」「悪化因子への対策」
(薬物療法)ステロイド薬や非ステロイド性抗炎症薬、免疫抑制薬が主
症状のレベルに合わせた治療は不可欠!
(かゆみを抑えるための工夫)
・冷やす・・・冷たい水で洗って薬を塗る、保冷剤や冷たいタオルで冷やす
・室温を一定に保つ
・爪は短く
・服やシーツは肌へ刺激の少ない綿素材を選ぶ
・早めの就寝
〈予防〉
(原因がわかっている場合は取り除く)
〇ハウスダストや食べ物など、原因は人それぞれ
検査をしてもわからないこともあれば、逆にどのアレルゲンにも反応が高く、原因の特定が難しい場合もある。
わかっている場合はできるだけ除去する努力や工夫をすることが大切。
〇こまめな掃除と換気
[掃除]
- 1日1回は掃除機をかけるのが理想
- エアコンフィルターや家具の上、電気のかさ、カーテンなどの掃除
- ぬいぐるみは時々洗い、天日干しする
[換気]
- こまめな空気の入れ替え
- 湿度50%以下、室温20~25℃が理想
〇寝具やカーペットのお手入れ
- 畳やカーペットよりフローリングにする
- 布製のソファより皮製のソファにする
- 布団は天日干しか布団乾燥機で乾燥させた後、掃除機でダニの死骸を除去
- 枕カバーやシーツのこまめな洗濯(防ダニ加工をしたものを使用しても〇)
(スキンケアでしっかり洗浄・保湿)
〇やさしく洗って清潔に
[洗う時のポイント]
- ぬるま湯で肌を湿らす。熱い湯は、皮脂を奪い乾燥の原因に。
- 洗浄料(ボディシャンプー、石けんなど)はよく泡立ててやさしく洗う。
- ゴシゴシと強くこすらない(ナイロンなど刺激の強い素材で洗わない)
- 洗いながら掻かないように意識する。
- 洗浄料成分を皮膚に残さないように十分に洗い流す。
なお、熱すぎる湯に長くつかると皮膚が乾燥するので注意しましょう。39℃を目安に。
〇洗った後は十分に保湿を
保湿剤は刺激が少なく、使用感のよいものを選び、たっぷり塗りましょう。
〈おすすめの食べ物4選〉
〇白ごま・・・からだを潤す働きを助ける すりつぶす、ペーストを活用
〇松の実・・・抗酸化の食材(皮膚の乾燥や乾燥した咳、便秘改善)
おやつにナッツとして、サラダや炒め物に加える、クッキーやケーキのアクセントに
〇はとむぎ・・・水の巡りをサポートしたり、胃腸の働きをよくする手助け 雑穀やお茶
〇白きくらげ・・・からだを潤す働きを助ける
トロトロ煮込んでデザート、水でもどしてサラダや炒め物
アトピー性皮膚炎は「どう付き合っていくのか」の意識が非常に重要です。
当たり前のことですが、栄養バランスのよい食事をする、早寝早起きの規則正しい生活を心がける、ストレス発散方法を見つけるなど、心身の健康を心がけ、自律神経や免疫機能のバランスを整えるようにしましょう!
ひがし薬局四王寺坂店では産休代替に伴って、調剤薬局事務(パート)を募集しています。
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
朝晩は少し肌寒くなってきましたね(^^;
風邪をひかないようにお気を付けください。
10月のひがし薬局健康ニュースをお楽しみください(^^♪
骨粗しょう症とは?
骨の中のカルシウム量が減り、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気
骨粗しょう症の原因は?
身体の状態:閉経、加齢、やせている 家族に骨粗しょう症の患者さんがいる
生活習慣に関するもの:カルシウム摂取不足、運動不足、日照不足、喫煙、過度の飲酒
病気やお薬によるもの:糖尿病、関節リウマチ、胃切除、卵巣摘出など ステロイドの服用
骨粗しょう症の症状
腰や背中が痛む 腰や背中が丸くなる 背が低くなる
転んだ時に骨折しやすくなる
特に骨折しやすい部位は?
・腕の付け根・手首
・背中・・・脊椎骨折は痛みがないことが多いため注意が必要
・脚の付け根・・・→寝たきりの原因になる可能性あり
骨粗しょう症治療の目的は?
減少した骨のカルシウム量を増やし、骨を丈夫にして骨折を防ぐこと
骨粗しょう症の検査はどんな検査?
血液検査、尿検査、X線検査、骨量を測る検査
骨粗しょう症の予防と治療について
基本は、食事・運動・お薬
転倒を予防するための生活環境の改善
<食事>
積極的にとりたい食品
- カルシウムを多く含む食品・・・骨の原料になる
乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)
大豆製品(木綿豆腐、厚揚げ、納豆)
魚介類・海藻(いわし、桜えび、ひじき)
野菜(小松菜、チンゲン菜、切り干し大根)
- ビタミンDを多く含む食品・・・腸からのカルシウム吸収を増やす
鮭、乾しいたけ、卵黄
・ ビタミンKを多く含む食品・・・骨形成を促進する
納豆、キャベツ、小松菜
- たんぱく質・・・摂取量が少ないと骨密度の低下を助長
- 果物と野菜
過剰摂取を避けたほうがいい食品
リンを多く含む食品(加工食品、インスタント食品) 食塩 アルコール カフェインを多く含む食品
<運動>
骨に適度な刺激を与えて強い骨をつくる運動をしましょう
骨を支える筋肉を鍛えたりバランス感覚を高める運動で転倒しにくい体をつくりましょう
- 歩行運動(1日30分程度週3回)
- スクワット運動:足は肩幅よりやや広めに開き、深呼吸をするペースで(1セット5~6回1日3回)
- かかと上げ運動:椅子に腰かけ片足を上げて膝をのばした状態で5秒間静止させ、おろす(片足ごとに1日50回)
- 開眼片足起立運動:壁やテーブルにつかまりながら片足を少し上げる(片足ごとに1分間1日3回)
- 背筋運動
壁から20~30cm離れて立ち、壁に沿って両手をできるだけ上の方に伸ばす
頭の後ろで手を組み、両ひじをできるだけ後ろの方に引き、胸を開く
- 運動を行う場合は決して無理をせず、自分の体の状態に合わせて行いましょう
<お薬>
体内のカルシウム量を増やす薬
骨の形成を促進する薬
骨の溶解を抑制する薬
お薬による治療を続けることで、骨粗しょう症による骨折リスクを低下させることができます
- 一度骨粗しょう症による骨折を起こした人は、次の骨折が起こりやすくなります
⇒「骨折連鎖」
骨折連鎖を予防するために・・・
・骨粗しょう症の治療を続ける
・骨の状態を確認する
転倒を予防するために家の中で注意すること
・ スリッパを履く時はすべらないように注意しましょう
- 電気器具のコードに足をひっかけないように注意しましょう
- じゅうたんやマットのへり、部屋の段差でつまづかないように気を付けましょう
- 使った物を床の上に置きっぱなしにしないようにしましょう
- 階段や浴室には手すりをつけましょう
- 暗い場所に行く時は必ず電気を点けましょう