ピロピロ~
ピロリ菌がいるかも?

~ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)の除菌について~
☆ピロリ菌とは?
ヒトの胃に感染し、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃ガンなどの原因のひとつとなる細菌です。
胃酸は強い酸性のため、多くの細菌は生息できませんが、ピロリ菌はアンモニアを作って胃酸を中和します。
口からの感染と考えられ、年齢を重ねるにつれて陽性率が増加します。
ピロリ菌が胃の粘膜を傷害するしくみとして、以下のようなことが明らかになっています。
ピロリ菌に感染すると、胃に炎症が起こります。この段階で、ほとんどに人は自覚症状がありません。感染が続くと慢性の胃炎になります。
ピロリ菌によっておこる疾患(潰瘍やガンなど)のほとんどは、まずこの胃炎になり、それが進行して起こります。
ピロリ菌に感染
↓ (数週~数ヶ月)
慢性胃炎
↓ (進行)
潰瘍やガンなど
したがって、胃炎の段階でピロリ菌を除菌することで、進行して起こる潰瘍やガンなどの予防につながります。
☆診断と治療の流れ
①ピロリ菌に感染しているかどうかの検査
ピロリ菌の検査法
・呼気中に含まれる二酸化炭素濃度を調べる方法
・胃カメラで組織をとり培養する方法
・糞中や血液、尿中の抗体を調べる方法
②感染が認められた場合は薬で除菌治療(一次除菌)
③除菌されたかどうかの検査
一般的に除菌治療の服用終了後4週間以上たってから
④除菌されなかった場合は2度目の除菌治療(二次除菌)
二度目の除菌治療まで健康保険が使えます。
☆ピロリ菌除菌の薬
除菌には
これらの薬を1日2回7日間服用します。
除菌治療を成功させるためには
薬を指示された通りに7日間きちんと飲みきることが最も大切です。