H28年12月29日(木)の午後と12月31日(土)~H29年1月3日(火)まで
年末年始のためお休みさせて頂きます。
尚、12月30日(金)はうきは市の当番薬局のため開局いたします。
H29年1月4日(水)より通常通り開局いたします。
ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。
H28年12月29日(木)の午後と12月31日(土)~H29年1月3日(火)まで
年末年始のためお休みさせて頂きます。
尚、12月30日(金)はうきは市の当番薬局のため開局いたします。
H29年1月4日(水)より通常通り開局いたします。
ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。
酒は飲んでも飲まれるな!
~アルコールのついて知っておきたいこと~
年末・年始に向けてお酒を飲む機会も増えてきますね。
今回はアルコールのお話です。
☆アルコールの栄養
アルコールはエネルギー以外の炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質、ビタミンなどの栄養分がほとんど含まれません。
身体に蓄積されにくく、すぐに熱となって消費されます。
☆身体の中でどうやって分解されるの?
口から入ったアルコールは胃から20%、腸から80%が吸収され、その大部分が肝臓で代謝されます。肝臓内では、酵素により分解されてアセトアルデヒドになり、さらに酢酸へと分解されます。酢酸は血液により全身へめぐり、水と二酸化炭素に分解され、汗や尿、呼気中に含まれて外に排出されます。
☆1日の適量ってどのくらい?
1日の適正飲酒量は、純アルコール量として約20g、女性や高齢者ではその半分程度とされています。
純アルコール量(g)=飲んだ量(ml)×アルコール度数〔15度または15%の場合:0.15〕×0.8
毎日飲むことは肝臓に負担をかけてしまうため、週に2日はお酒を飲まない休肝日を設けて肝臓を休ませるようにしましょう。
☆糖質の量
ダイエットや血糖値が気になる場合、糖質が少ないお酒を選びましょう。
血糖値を上げないお酒(糖質を含まないお酒)・・・焼酎、ウォッカ、ブランデー、ウィスキー、糖質ゼロの発泡酒など
血糖値を上げるが中間的存在のお酒・・・ワイン
血糖値を上げるお酒(糖質を含む)・・・発泡酒、ビール、梅酒、日本酒、カクテルなど
☆プリン体の量
アルコールの飲みすぎで注意したいものの一つは、高尿酸血症です。
特に、ビールはプリン体含量が多く尿酸値を上昇させる作用は強いです。しかし、どんな種類のアルコールでもエタノールの代謝に伴い尿酸値が上昇するため、過剰摂取しないようにしましょう。
飲酒運転は絶対だめですよ( ≧Д≦ )
お酒との上手な飲み方、付き合い方を知って年末年始を乗り切ろう(*゚∀゚)=3
今月のひがし薬局健康ニュースは糖尿病Part2ということで
糖尿病の治療で重要な血糖コントロールにお話しいたします( ゚▽゚)/
血糖値をうまくコントロールすることで、合併症を予防していくことは可能です( ´ー`)
血糖値のコントロール目標はHbA1c7.0未満が合併症予防の目安となります
糖尿病の治療の3本柱「食事療法」「運動療法」「薬物療法」で
生活をしっかりコントロールすれば、糖尿病はけっして恐ろしい病気ではありません(*´v`)
今月のひがし薬局健康ニュースは糖尿病についてです(*゚▽゚*)
糖尿病はホルモン(インスリン)の量が少なくなったり
働きが悪くなることで血液中のブドウ糖が多くなりすぎた状態が続く病気です。
遺伝的体質や生活習慣(食べ過ぎ・ストレス・運動不足)などが原因で起こります。
多くの人は無症状で、喉の渇きや頻尿、体重減少、疲れやすいなど糖尿病がわかることがあります。
糖尿病は合併症が恐ろしく、3大合併症(網膜症・神経障害・腎症)に注意が必要です。
合併症が原因で動脈硬化が進んだり、脳梗塞、狭心症が起こりやすくなったりすることがあります。
病院やクリニックなどで医師から処方されるお薬は、医療用医薬品といいます。
医療用医薬品には新規に開発されたお薬(新薬「先発医薬品」)と新薬の特許が切れてから別会社で発売されたお薬(ジェネリック医薬品「後発医薬品」)があります。
新薬の場合、開発期間は10~30年、費用は数十億円~数百億円かかるといわれています。 ジェネリック医薬品は、新薬で既に有効性・安全性が確認された有効成分を使用している ため、開発期間も短く、価格を安くすることができます。
ジェネリック医薬品は新薬と同じ有効成分で作られ、効き目や安全性が新薬と同じだと認められているお薬です。
新薬(新規に開発されたお薬)
ジェネリック医薬品(新薬の特許が切れてから別会社で発売されたお薬)
~ジェネリック医薬品の特徴~
有効成分の種類・量、用法・用量、効能・効果 ⇒ 新薬と同じ
お薬の形状、色、味、添加物など ⇒ 違うこともある
※ 複数のお薬を服用している方や、長期服用が必要な方ほど、自己負担の差額が大きく、
お薬代がお安くなります。
ジェネリック医薬品ご希望の方は、ご相談下さい。
夏の食中毒を予防しよう!
☆ 夏場に多い食中毒の原因は?
食中毒の主な原因は「細菌」と「ウイルス」によるものです。
中でも、食中毒を引き起こす細菌の多くは高温多湿を好むので、夏場に発生する食中毒は「細菌」によるものが多くなります。
○夏場に多く発生する食中毒の原因菌
菌名 | 主な原因食品 | 主な症状 |
腸管出血性大腸菌
(O-157など) |
牛や豚などの肉 | 腹痛、下痢(水様、出血性)
乳幼児や高齢者などでは重症化 |
カンピロバクター | 牛や豚、鶏などの肉 | 吐き気や腹痛、水様下痢
初期症状:発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感など |
サルモネラ菌 | 牛や豚、鶏などの肉、鶏卵 | 激しい胃腸炎、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢 |
腸炎ビブリオ | 魚介類 | 激しい腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、発熱 |
☆ 台所に食中毒の危険が潜んでいます!
食中毒の原因となる細菌やウイルスは目に見えないので、私たちの周りの至るところに存在している可能性があります。
細菌やウイルスが付いた手を洗わずに他の食材や食器を触ると、手を介してウイルスや細菌が付いてしまいますので、注意が必要です。
食器用スポンジやふきん、シンク、まな板などは、細菌が付着・増殖しやすいと言われています。
☆ 食中毒予防の原則
「つけない」「増やさない」「やっつける」
・細菌を食べ物に「つけない」
⇒こまめに手を洗いましょう(調理を始める前、生の肉・魚・卵を取り扱う前後、トイレや鼻をかんだ後、おむつ交換、動物に触れた後、食卓につく前、残った食品を扱う前)
・食べ物に付いた細菌を「ふやさない」
⇒低温で保存(10℃以下で細菌の増殖はゆっくりになり-15℃以下で増殖停止)
食品購入後、できるだけ早く冷蔵庫に入れ、早目に食べましょう
・食べ物や調理器具に付いた細菌を「やっつける」
⇒加熱処理(ほとんどの細菌は加熱によって死滅)
特に肉料理は中心までよく加熱することが大切!
ふきんやまな板、包丁などの調理器具は、使用後洗剤でよく洗って熱湯をかけて殺菌しましょう。
台所用殺菌剤の使用も効果的です。