医療安全の取り組み
「人間はミスを起こす」ということを前提として、絶対にミスを起こさないように、起きないように作業のIT化、仕組化を行っています。その他ヒューマンエラーを防ぐため様々な取り組みを行っています。
調剤過誤防止のために、システムの導入を行い、薬剤師の負担を軽減し、患者様にしっかりと薬の説明ができるように心がけています。
ひがし薬局では、以下の取り組みを行っています
  • バーコードピッキング監査システム
  • 調剤業務レコーダー
  • 自動シロップ分注機
  • QRコード処方せん入力・薬袋発行機
  • 散薬監査システム
  • 自動分割分包機
  • 調剤棚の連結、ハイリスク薬の管理
  • IT化
  • LINEを利用した服薬フォローアップ
  • 研修体制

バーコードピッキング監査システム

かかりつけ薬局を1か所に決めておくと、複数の医師からお薬を処方された場合などもお薬の飲み合わせや重複、副作用を起こした薬の管理などをしっかり行うことが出来ます。
かかりつけの薬局を1つに決めることが出来ない場合は、お薬手帳を利用すると、かかりつけ薬局と同じ機能を果たすことが出来ます。
バーコードピッキング監査システム

調剤業務レコーダー

調剤業務レコーダーとは、調剤や投薬した内容を画像や録画により記録しておくシステムです。ひがし薬局では2011年から導入し、2013年からは録画方式も導入しております。投薬前の内容を記録することにより、投薬後に(薬剤師の方は経験あると思いますが)「あれ?大丈夫かな?」という不安をすぐさま解消できまし、患者様から「薬が足りなかったけど?」という問い合わせにもすぐに対応できます。また、業務の空き時間に再監査することもでき、ミスを事前に防ぐこともできます。撮影した内容は、すぐに別のパソコン、携帯端末でチェックできるようになっています。“安心”“安全”“ほっと”できる薬剤師のためのシステムです。
調剤業務レコーダー

水剤分注機 miniAQUA

ひがし薬局吉井店では2016年3月より水剤分注機miniAQUAを導入しています。シロップ分注機はレセコンと連動して、処方データーから最適な投薬瓶サイズを自動判別し、投薬瓶をセットしてスタートさせるだけの簡単操作でシロップの調製ができます。分注量チェックは、分注時に投薬瓶セット部の重量センサーにて行い、分注完了後はジャーナルプリンターから分注記録シートが出力され、同時に服薬用のラベルも出力することもできます。早くて、正確で、衛生的にシロップが調整できる便利なロボットです。ひがし薬局吉井店ではシロップ分注機の導入に合わせて、水剤の投薬瓶もハイカップに変更しました。
水剤分注機 miniAQUA

QRコード処方せん入力・薬袋発行機

処方箋にプリントされたQRコード(2次元コード)をスキャンするだけで、処方箋内容を自動入力します。新患登録や処方入力が不要なだけでなく、これまでのキーボード入力による登録ミスを確実に防ぐことができます。大幅な時間短縮が図れるため、薬剤師が処方監査、調剤監査をする時間を十分に作り、患者様にとっては待ち時間の短縮にもつながります。また薬袋発行機から自動的に発行される薬袋に入れて患者様に渡すという流れになっています。薬袋を手書きする必要はありません。流れ作業で業務を行うのではなく、患者様に向き合う時間をいかに作るかということはひがし薬局では一番に考えています。
QRコード処方せん入力・薬袋発行機

自動分割分包機

ひがし薬局では、効率性と安全性の高い自動分割分包機charty-IVを導入し、患者様にも薬剤師にも安心できる調剤業務を行える環境を整えています。
錠剤の手撒きアダプターは、用法もしくは薬品ごとに6色のLEDで色分けされ、一目で錠剤をどのマスに手撒きするか分かりやすくなっています。また、薬品ごとにLEDガイド表示を点灯できるだけでなく、点滅、消灯を使った表示方法も任意で追加できるようになっており、薬品をどのマスに置けばいいのかすぐに判断ができるため、ミスを減らしながら効率的に作業を行うことができます。 経験と勘に頼りがちなVマスでの散薬ならし作業も、独自の赤色ラインで簡単に均等化することができます。その他、入力しやすい操作画面や操作パネル、3段階の分包速度設定など操作性の高いさまざまな機能で、ゆとりを持って分包作業を行えます。また、搭載薬品を変えたい時に自在に変えられる錠剤カセットや、払い出し口の形状が薬品ごとに合わせて可変するユニバーサルカセットなど、高い効率性を保ちながら、安全に分包作業を行える機能も搭載しています。処方発行すると、前面パネルへ投入薬品が表示され、必要な薬品をまとめてユニバーサルカセットに入れるだけで、分包が完了するため、撒き間違いを防止することができ、安全な調剤業務をサポートします。
自動分割分包機

調剤棚の連結、ハイリスク薬の管理

ひがし薬局では700品目以上の医薬品を常時備蓄し、同じ薬品で複数の規格(mg数)がある薬品もあります。多剤・多規格の薬品を取り間違えないように、同一薬品は引き出しを連結し、注意を促し、用量の少ない薬品を右側に配置しています。また、ハイリスク薬に関しては、調剤する際に、2重、3重の確認をするために、引き出しにのれんを付けて、更なる確認を行うように工夫しています。調剤棚は50音別で薬剤を配置していますが、特に注意が必要な劇薬や糖尿病薬、向精神薬はグループごとに配置しています。調剤棚には「商品名」「一般名」「採用ジェネリック・先発品名」「多規格注意」などの情報を記載しています。ではなぜ右側に配置しているのでしょうか?“調剤調誤”や“ヒヤリハット”にははっきりとした理由がない場合が多くあります。もし間違いを犯した場合、多い規格の薬剤を渡した場合よりも少ない規格の薬剤を渡したの方が患者様に与える影響が少ないからです。もちろん間違えて患者様にお渡しする事はありませんが、万が一の事態にも配慮しています。
調剤棚の連結、ハイリスク薬の管理

IT化

ひがし薬局では入庫伝票はオンラインでも受け取り、伝票の入力の必要がありません。また、払い出しはQRコードで処方入力を行いますので、処方せんを手入力で行うことは、ほぼありません。ヒューマンエラーをなくすことにより、理論上の在庫と実際の在庫が一致し、在庫確認は簡単に出来ます。ハイリスク薬の管理を行う際に、非常に有効です。医薬品の発注はEOS端末で行いますので、電話やFAXで発注する事が少なくなり、かなりの省力化が行われます。
IT化

LINEを利用した服薬フォローアップ

ひがし薬局では、吸入指導や糖尿病薬が処方された患者さんに、LINEメッセージのやり取りを活用し、フォローアップを行っています。
従来の電話でのフォローアップの場合、患者さんが電話に出られないことがあったり、外来の対応で電話するタイミングが取れないことなどが多くありました。
しかしLINEを活用することで、定期的にメッセージを送り、服薬のフォローアップを行うことで、人的リソース、業務負荷、スケジュールの管理などあらゆる課題を解消します。

服薬指導・フォローアップ業務の流れ

先指導(事前準備)
・吸入指導時は、患者さんに事前に動画を視聴してもらいます。
・これにより、手技の理解度が向上し、実際の指導がスムーズになります。
服薬指導
・吸入薬や糖尿病薬の使い方、注意点などを丁寧に説明します。
・フォローアップの必要性についてもあらかじめ患者さんに伝え、安心感を持ってもらいます。
フォローアップ
・朝礼時に対象患者の確認をチームで行います。
・LINEなどを使ってフォローアップを実施します。
【フォロー内容】
・患者さんからの質問対応
・低血糖や副作用の有無の確認
・服薬状況や吸入の継続ができているかのチェック
フィードバック(医師への報告)
・フォローアップ結果を基に報告書を作成します。
・担当医師へ患者さんの現状を共有し、必要に応じて治療方針の見直しを支援します

研修体制

薬局内では医療安全についてや疾患、接遇についての研修を行っています。主婦の薬剤師さんなどが社外研修を受けられない場合なども、薬局内の研修で補えるように研修計画を立ています。薬局内の研修では薬剤師、医療事務すべてのスタッフが参加しますので、職員が一丸となって患者様の健康をサポートできるように頑張っています。また近隣医院さんと合同で研修を行ったり、薬剤師会主催の研修会にも積極的に参加しています。
研修体制