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熱中症とは?
高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称
熱中症の種類
・熱失神:皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、脳への血流が悪くなることにより起こります。(めまい、一時的な失神、顔面蒼白、脈が速く弱い)
・熱けいれん:大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。(筋肉痛、手足がつる、筋肉のけいれん)
・熱疲労:大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり熱疲労の症状がみられます。(全身倦怠感、悪心・嘔吐、頭痛、判断力・集中力の低下)
・熱射病:体温の上昇のため中枢機能に異常を来たした状態です。意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がみられたり、ショック状態になる場合もあります。(体温が高い、意識障害、呼びかけや刺激への反応が鈍い、ふらつき)
~室内で起こる熱中症~
★室内でも熱気や湿気がこもりやすいところは要注意!!
家の中の浴室、洗面所は洗濯機や乾燥機の熱がこもりやすく湿気もあります。このような場所で長時間過ごすときは注意しましょう。
また、家の2階(最上階)は日中に上がった気温や湿度により熱がこもっています。2階(最上階)に寝室がある場合は、窓を開ける、冷房をつけるなどして環境を整えるようにしましょう
★入浴後の脱水に注意!!
入浴により約800mlの水分が失われます。(41℃の風呂に15分入浴後30分安静時)
脱水により熱中症を引き起こす危険性がありますので、入浴前後の水分補給が重要です。
★気付かない内に脱水していることも!!
人間は発汗以外にも皮膚及び呼気から水分を失っています。これは不感蒸泄と呼ばれ、意識しなくても起こることですので、汗をかいていなくても水分補給は必要となります。
- 体重60kgの人が平熱、室温28℃の環境で1日に約900ml。体温が1度上昇すると約15%増加すると言われています。
★室内でもこまめな水分補給が必要
室内だとのどの渇きを感じにくくなったりすることもあります。のどが渇いたと感じていなくても、こまめな水分補給を心がけましょう。とくに、高齢者はトイレの回数を気にし、水分摂取を控えてしまうこともあるので、積極的な対応が必要です。
★睡眠不足や寝汗も影響する
寝ている間にも汗をかいており、一晩でコップ一杯分もの水分が身体から失われています。また、暑さのため眠れないと体力が奪われますし、睡眠不足自体も熱中症のリスクになります。
水分とともに塩分もほどよくとろう!
過度に塩分をとる必要はありませんが、毎日の食事を通してほどよく塩分をとりましょう。大量の汗をかくときは、特に塩分補給をしましょう。ただし、かかりつけ医から水分や塩分の制限をされている場合は、よく相談の上、その指示に従いましょう。
~つくってみよう!おいしい経口補水液~
トマトジュース(無塩) 300ml
水 700ml
塩 3g(小さじ1/2杯)
※経口補水液とは?
・・・水、砂糖、塩を一定の割合で溶かした溶液。熱中症予防の水分補給として効果的です。