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ひがし薬局健康ニュース令和元年11月号 新聞版201911
生活習慣病を予防しよう!
生活習慣病とは?
食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群のこと
食習慣⇒糖尿病、肥満、高脂血症、高尿酸血症、循環器病、大腸がん、歯周病など
運動習慣⇒糖尿病、肥満、高脂血症、高血圧など 喫煙⇒肺がん、循環器病、気管支炎、肺気腫、歯周病など 飲酒⇒アルコール性肝疾患、がんなど |
今日からはじめよう! 生活習慣の改善
1.食習慣を見直そう
主食・主菜・副菜を組み合わせてとろう
塩は控えめに。野菜をたくさん、果物も適度にとろう!
食事は家族や仲間と一緒に楽しくとろう
2.運動習慣を持つようにしよう
運動習慣を持つようにしよう! (1日30分以上、週2日以上)
身体活動を今より少しでも増やそう! (10分多く歩くなど)
ウォーキングは、歩幅を広くして速く歩くことを心がけよう!
3.今からでも禁煙を
たばこの煙も危険!受動喫煙を防ごう
4.お酒は適量を守ろう
〔適正な飲酒量の目安〕
日本酒なら1合。ビールなら500ml。ワインならグラス2杯弱(200ml)
女性は男性よりも少なめに
生活習慣病を予防しよう!
生活習慣病とは?
食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群のこと。
食習慣⇒糖尿病、肥満、高脂血症、高尿酸血症、循環器病、大腸がん、歯周病など
運動習慣⇒糖尿病、肥満、高脂血症、高血圧など 喫煙⇒肺がん、循環器病、気管支炎、肺気腫、歯周病など 飲酒⇒アルコール性肝疾患など |
~はじめよう! 生活習慣の改善~
1.食習慣を見直そう
私たちのからだは食べたものでつくられています。バランスのとれた適切な量と質の食事を、1日3食規則正しく食べることが健康なからだをつくることにつながります。
適正体重を維持しよう
体重は、健康と栄養状態の目安として重要です。太り過ぎは、がん、循環器疾患、糖尿病などの生活習慣病の原因となりますが、やせ過ぎの場合も、女性では骨量減少、高齢者では虚弱の原因となります。自分の適正体重を把握し、維持するようにしましょう。
BMI(体格指数)=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)) |
~BMI 適正体重の範囲~
18歳~49歳 | 18.5~24.9 |
50歳~69歳 | 20.0~24.9 |
70歳以上 | 21.5~24.9 |
主食・主菜・副菜を組み合わせてとろう
丼ぶりものやめん類だけの食事では栄養バランスが偏りがちになります。 また、高齢になると、食事の量が少なくなるうえに、あっさりしたものを好むようになり、たんぱく質やエネルギーなどのからだに必要な栄養が不足することがあります。 主食・主菜・副菜を組み合わせて、適切な量の食事をバランスよくとりましょう。
塩は控えめにしよう
塩をとり過ぎると、血圧が上がって循環器疾患のリスクが高まったり、胃がんのリスクが上昇したりします。減塩の調味料や風味づけの香味野菜を使うなど、できるところから減塩に取り組んで、徐々にうす味に慣れていきましょう
野菜をたくさん、果物も適度にとろう
野菜や果物にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。 野菜類を毎日しっかりとることが、がんや循環器疾患、糖尿病の予防のために大切です。
食事は家族や仲間と一緒に楽しくとろう
一人で食事をすると、食べるものが偏って、栄養バランスをとりにくくなりがちです。
家族や仲間と共に毎日の食事をおいしく味わいながら食べることが、こころとからだの健康につながります。
2,運動習慣を持つようにしよう
普段からからだを動かすことで、糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、足腰の痛み、うつ、認知症などになるリスクを下げることができます。
今よりプラス10分を始めましょう。
・エレベーターから階段にして
・バス停一つ分歩いて
・くつろぎタイムにストレッチをして
プラス10分が毎日の習慣になれば、内臓脂肪が燃焼して腹囲や体重が減少し、高血圧や脂質異常、高血糖も改善します。
理想は、歩くことと同程度のきつくない運動を1日に30〜60分、週3回以上行うことです。
~年齢別 健康づくりのための「身体活動」と「運動」の目標~
65歳以上・・・じっとしている時間を減らして、1日合計40分は動きましょう
18歳~64歳・・・毎日60分体を動かし体力をつけましょう 1日8000歩が目安 息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分 18歳未満・・・毎日、最低60分以上運動しましょう |
ウォーキングは、歩幅を広くして速く歩くことを心がけましょう。
3.禁煙しよう
長年たばこを吸い続けていても、禁煙するのに遅過ぎることはありません。たばこをやめれば24時間以内に心臓発作の危険性が減り、1年後には肺機能の改善がみられ、5年後以降は肺がんの危険性も低下し始めるなど確実に健康の改善につながります。
たばこの健康への影響
肺がんなどの呼吸器に関する病気だけでなく、たばこの害は全身へ及びます。
特に、がん、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、COPD(慢性閉塞性肺疾患)はたばこの影響が大きく、喫煙関連三大疾患とよばれています。
たばこの煙も危険です!受動喫煙を防ぎましょう
たばこの有害物質は、喫煙者が吸い込む煙よりも、たばこから立ち上る煙(副流煙)の方に多く含まれています。たばこの煙は、自分だけではなく、自分のまわりにいる大切な人たちの健康まで影響を及ぼします。
4.お酒は適量を守ろう
アルコールの影響は全身に及び、さまざまな健康障害をもたらします。
飲みすぎは血圧や血糖値、中性脂肪を上昇させます。
〔適正な飲酒量の目安〕
日本酒なら1合。ビールなら500ml。ワインならグラス2杯弱(200ml)
女性は男性より少なめにしましょう。
知っておきたい健康障害
・がん・・・ウイスキーなど濃いお酒をストレートで飲む方は、口の中、のど、食道の表面がアルコールでただれて、がんが発生しやすくなります。
・脳萎縮・・・お酒を長年多量に飲んでいると、脳が縮んでしまいます。最終的には物忘れや思考能力の低下といった症状が現れ、認知症になる恐れがあります。
・うつ病・・・・気分が沈むことでお酒が手放せなくなるケースは多いです。しかし、お酒を続ける限りうつからの回復は困難です。
喘息(気管支喘息)について知ろう!!
〇喘息とは?
気道の炎症で、気管支などが炎症を起こして狭くなったり、敏感になったりしているために起こる病気。
〔喘息発作を起こす主な刺激〕
・アレルゲン・・・ダニ、ハウスダスト、ペット、花粉、真菌(カビ)
・アレルゲン以外・・・タバコ、薬、風邪、過労、ストレス、運動、汚れた空気(排気ガス、光化学スモッグなど)、気候の変化
〔症状〕
咳や痰、息苦しさや喘鳴(ヒューヒュー、ゼーゼー) 最近は咳だけの咳喘息も。
〔発作が起こりやすい時〕
・夜間から早朝にかけて ・体力が低下している時
・季節の変わり目など気温差が激しい時 ・天気がよくない時、変わりやすい時
・発作を起こす刺激に触れたとき(タバコの煙、強い臭いなど)
〔予防〕
- 生活環境を整えよう⇒ストレスをためない、十分な睡眠をとる、タバコは厳禁
- 体調を整えよう⇒風邪やインフルエンザの予防(手洗い・うがい・マスクの着用)、適度の運動
- 室内環境を整えよう⇒アトピー型喘息はアレルゲンの排除が不可欠、部屋の掃除
- 毎日の自己管理を行おう⇒毎日の治療が肝心、喘息日記をつけよう
〔治療法〕
喘息発作が起こらないようにする予防薬(長期管理薬)と発作時に使う薬(発作治療薬)があり、薬の働きの面からは「炎症を抑える薬」と「狭くなった気管支を広げる薬」に分けられる。
治療は、発作が起こらないように長期管理薬を毎日続けることが基本。
〔喘息予防に役立つ食べ物と控えるべき食べ物〕
食べすぎはNG! 腹八分目を。
冷たい食べ物、飲み物、香辛料などの刺激物⇒気道刺激し、発作の原因に。
<喘息予防に役立つ食べ物>
・ビタミンC(果物や葉野菜、根菜類)、ビタミンE(ナッツ類や緑黄色野菜)
・黒豆、銀杏(食べすぎないこと)、ユリの根
<控えるべき食べ物>
・一部のフルーツ類・・・グレープフルーツやメロン、キウイ
・たけのこやサトイモ⇒気道収縮するアセチルコリンが多いため
・香辛料(胡椒や唐辛子など)
8月3日(土)にひがし薬局吉井店でこども薬局 薬剤師体験会を行いました。
当日は5名のこども薬剤師さんに参加していただきました。
まず初めに薬剤師のお仕事内容をおとなの薬剤師さんから説明をしました。
みなさん真剣に聞いてましたよ( ´ ▽ ` )ノ
それからお薬の取り揃え、シロップの調整、軟膏の調整、分包機で錠剤や粉薬の一包化にチャレンジしてもらいます。
そしてお父さん、お母さんたちにお薬の説明をしてもらいました。
最後は修了証とご褒美の贈呈です。
ひがし薬局吉井店では初めての、こども薬局 薬剤師体験会でしたが、今後も続けていきたいと思います。
この中から、将来の薬剤師さんになってくれると嬉しいですね( ^ω^ )
食事で貧血改善!
★貧血とは?
血液に含まれる赤血球やヘモグロビンの量が基準値を下回った状態です。
赤血球(ヘモグロビン)は体に酸素を運搬する大切な役目を担っています。赤血球(ヘモグロビン)が減少すると血液の酸素運搬がうまくいかなくなり、体が酸欠状態になります。そのため、体のだるさや疲れやすいといった様々な体の不調があらわれます。
★貧血の症状
・脳が酸素不足になると・・・失神、立ちくらみ、めまい
・筋肉が酸素不足になると・・・肩こり、疲れやすい、だるい
・心臓が酸素不足になると・・・息切れ、胸痛、動悸
★貧血の原因は?
・鉄の不足(鉄欠乏性貧血)・・・貧血の約7割を占める
血液中で酸素運搬の役割を果たすヘモグロビンを構成する重要な成分の一つです。
不足するとヘモグロビンが体内で生成されずに減少してしまい、貧血となってしまいます。
・ビタミンB12の不足(ビタミンB12欠乏性貧血)
・葉酸の不足(葉酸欠乏性貧血)
・体の機能障害や他の病気など何らかの原因によって赤血球が上手く作られなくなったり、減少したりすることで、貧血が起こるケースもあります(再生不良性貧血、溶血性貧血など)
貧血によい食べ物
〇肉類・・・豚・鶏・牛など肉類のレバー・赤味の肉など
〇魚介類・・・カキ・シジミ・アサリなどの貝類、イワシ、煮干、青魚など
〇海藻、野菜・・・ひじき、青のり、パセリ、ほうれん草、海藻類、大豆など
〇鉄分の吸収を高める栄養を摂取する
・ビタミンC(鉄の吸収を高める)
・造血を助けるビタミンB群(B12や葉酸)
・カルシウム(鉄分の吸収を助ける)
・良質のタンパク質をとりましょう
食事療法のポイント
1日3食、栄養バランスのよい食事をすることが基本です。その上で、鉄分や造血に必要な成分を多く含む食品を食事に取り入れるようにしましょう。
- 食事は1日3食規則正しく食べ、偏食・減食・欠食はなおしましょう。
必要以上のダイエットや食事抜きは貧血の原因になります。
インスタント食品のとりすぎにも注意が必要です。
- 毎食、主食・主菜・副菜などを組み合わせ、栄養素をバランスよくとるようにしましょう。
主食:炭水化物を多く含む食品(ご飯・パン・めん類など)
主菜:良質のたんぱく質を含む食品(魚介類・肉類・卵・大豆製品)
副菜:ビタミン・ミネラルを多く含む食品(野菜類・海藻類など)
その他:乳製品・果物類を適量とりましょう
3. 良質のたんぱく質を含む食品を選びましょう
たんぱく質は、血液中の赤血球やヘモグロビンの材料となる大切な栄養素です。
良質のたんぱく質を含む食品(魚介類、肉類、大豆製品、乳製品など)
一度にたくさんとっても体の中に貯めておくことはできません。毎食主菜に取り入れて食べるようにしましょう。
~鉄分を効率よくとるには~
鉄には、主に肉・魚などの動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と植物性食品や卵・乳製品に含まれる「非ヘム鉄」があります。体内への吸収率は、ヘム鉄が10~20%と高く、非ヘム鉄は1~6%と非常に低いという違いがあります。非ヘム鉄は良質なタンパク質やビタミンCを多く含む食品と一緒に摂取することで、体内への吸収率がアップします。いろいろな食品を組み合わせて鉄を効果的に吸収すること、栄養バランスのよい食事が大切です。
ひがし薬局吉井店では8月3日(土)12:30より
こども薬局 薬剤師体験会を行います。
定員は先着6名、小学1~6年生を対象にいたしますが
保育園・幼稚園のお子さんもトイレなど問題なければ参加OKです。
夏休みの自由研究に、奮ってご参加ください。